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瓦屋根の雨漏りの原因と補修方法についてご紹介!

2024.04.06

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、瓦屋根の雨漏りについてお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
瓦屋根の雨漏りの原因は複数考えられ、その原因に対応する補修が必要です。
本記事では、瓦屋根の雨漏りの原因と補修方法についてご紹介します。
 
 

□瓦屋根の雨漏りの原因

 
瓦屋根が耐久性を持っていても、瓦そのものや周辺の部材の劣化により雨漏りが発生することがあります。
 

1:瓦の不具合

 
耐久性が高い瓦でも、風や地震、飛来物の影響でズレや割れ、浮きが生じ、雨水が侵入します。
防水シートが損傷している場合や放置されている場合に雨漏りが発生します。
 

2:棟瓦と漆喰の劣化

 
棟瓦の歪みや漆喰の剥がれにより、雨水が侵入する可能性があります。
外的要因や紫外線により漆喰が劣化し、防水性が損なわれると、棟瓦が歪んで雨漏りにつながります。
 

3:谷板金の劣化

 
谷に取り付けられた板金が錆びたり劣化したりすると、雨水が侵入しやすくなります。
錆びた板金が雨漏りの原因となります。
 

4:雨樋の劣化

 
雨樋がひび割れや詰まり、外れると、雨水が正しく排水されずに屋内に漏れる可能性があります。
雨樋の定期的なメンテナンスが必要です。
 

5:防水シートの劣化

 
屋根の防水シートが劣化すると、雨漏りのリスクが高まります。
瓦が損傷しても防水シートが機能していれば安全ですが、防水シート自体が劣化すると雨漏りが発生します。
 

6:葺き土の流出

 
土葺き工法を使用している場合、経年により土が流出し、下の杉皮や杮板が雨水に晒されます。
これにより防水機能が喪失し、雨漏りが生じる可能性があります。
 

□瓦屋根の雨漏りの補修方法

 
瓦屋根からの雨漏り発生時の補修方法は、問題が発生した箇所や原因により異なります。
以下は各原因別に補修方法を見ていきます。
 

1:瓦の不具合(ズレ・割れ・浮き)

 
不具合が発生した瓦を元の位置に戻すか、割れたり浮いた部分を新しい瓦と差し替えます。
 

2:棟瓦の歪み・漆喰の剥がれ

 
漆喰の詰め直し工事では、歪んだ棟瓦周りの半月上の隙間を新しい漆喰で補修します。
棟の取り直し工事では、漆喰が剥がれたまま時間が経ち、棟瓦が歪んでいる場合は、土と新しい漆喰で軒瓦を元の位置に戻して固定します。
 

3:谷板金の劣化

 
穴が小さい場合はシーリング材や補修テープで穴を埋めます。
穴が大きい場合や全体に錆びが広がっている場合は谷板金を交換します。
 

4:雨樋の劣化

 
劣化が進んでおらず、一時的な詰まりの場合は、掃除で解決する可能性があります。
一部が破損している場合は、破損部分の交換が可能です。
複数箇所が劣化している場合は全体をまとめて交換を検討しましょう。
 

5:防水シートの劣化

 
防水シートを全面または部分的に交換します。
防水シートの下に敷かれている野地板も同時に点検し、必要に応じて張り替えましょう。
 

6:葺き土の流出

 
瓦と葺き土を取り除き、野地板と防水シートを新たに施工し、瓦を再び載せる葺き替え工事を行います。
既存の瓦が劣化していない場合、瓦を撤去せずに野地板と防水シートを施工し、瓦を再利用する葺き直し工法も検討可能です。
 

□まとめ

 
瓦屋根の雨漏りの問題を解決するには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
損傷や劣化が見つかった場合は、早めの修理が必要です。
京都市で瓦屋根の雨漏りでお困りの方はぜひ一度創業100年の実績のある当社にご相談ください。
本記事が瓦屋根の雨漏りの原因と補修方法について理解を深める参考になれば幸いです。

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