京都市の屋根修理・樋修理の専門業者。やね、雨といの（マルカン）のと屋では、屋根の葺替え修理、樋の修理取替、雨漏り修理等様々なお宅のお困りごとを解決します。創業明治４１年、建築板金１級技能士の4代目の私が直接お伺いします。ご相談お見積りは無料です。まずはお問い合わせ・ご相談ください。

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、瓦屋根の雨漏りについてお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、瓦屋根の雨漏りの原因と瓦屋根の雨漏りの対処法についてご紹介します。

□瓦屋根の雨漏りの原因

瓦屋根からの雨漏りは、さまざまな原因が考えられます。
以下では、その代表的な6つの要因を解説しつつ、瓦屋根の雨漏り修理について考えてみましょう。

1.瓦の損傷やズレ

経年劣化や自然災害により、瓦が割れたりズレたりすることで雨漏りが発生することがあります。
この場合、瓦の修理だけでなく、下地の補修も必要です。
部分的な修理が可能な場合もありますが、全体的な葺き替えが必要な場合もあります。

2.下葺き材（防水シート）の劣化

1980年代以降の建物では、瓦の下に防水シートが敷かれています。
経年劣化により穴が開いたり縮んだりすることで、雨水が浸入します。
定期的な点検が重要であり、必要に応じて部分的な補修や全面張り替えが必要です。

3.棟部分の漆喰の剥がれ

古い瓦屋根では、瓦と棟の間に漆喰が詰められています。
経年劣化で漆喰が剥がれると、雨水が浸入します。
早めの修理が必要であり、劣化した漆喰を取り除いて新しい漆喰を詰め直すことが必要です。

4.板金部分の劣化

屋根の隙間や棟部分には金属製の板金が使用されています。
経年劣化により、板金部分に穴が開いたりサビが発生したりすることがあります。
特に雨水が集まりやすい谷部分の定期的な点検が重要です。

5.葺き土の浸食や減少

土葺き工法では、大量の土が使用されています。
しかし、長い年月により土が流れ出たり減少したりすることがあります。
葺き土の浸食が見られた場合は、全面的な修理が必要です。

6.コーキングの破損

屋根と外壁の隙間にはコーキングが施されていますが、これが破損すると雨水が浸入します。
必要に応じてコーキングの交換が必要です。

これらの原因に注意し、定期的な点検と適切な修理を行うことで、瓦屋根からの雨漏りを防ぎましょう。

□瓦屋根の雨漏りの対処法

1.瓦のずれや浮き、割れ

ずれた瓦は元の位置に戻し、割れた瓦は交換します。
瓦屋根は瓦を一枚一枚引っ掛けて配置するため、強風や地震の影響を受けやすいですが、被害が局所的な場合、修理が可能です。

2.漆喰の剥がれ

漆喰を再詰めする「詰め直し工事」や、棟部分全体の漆喰を取り替える「棟取り直し工事」が必要です。
漆喰は雨漏りを防ぐ役割を果たしていますが、剥がれると瓦の安定性にも影響します。

3.谷板金の劣化

谷板金の穴は埋め、塗装によるメンテナンスが可能な場合もありますが、寿命を迎えた板金は交換が必要です。
特に谷部分は雨水が集中するため、定期的な点検が必要です。

4.防水紙（ルーフィング）の劣化による雨漏り

防水紙の交換が必要です。
劣化した防水紙は雨漏りの主要な原因となります。
部分的な交換や全体の葺き直し工事が選択肢となります。

□まとめ

本記事で紹介したメンテナンス方法や解決策を適切に行うことで、瓦屋根の雨漏り問題を解消し、屋根の安全性を確保できます。
京都市周辺で屋根、樋の修理、雨漏りでお悩みの方は、是非創業100年の実績がある当社にご相談ください。