京都市の屋根修理・樋修理の専門業者。やね、雨といの（マルカン）のと屋では、屋根の葺替え修理、樋の修理取替、雨漏り修理等様々なお宅のお困りごとを解決します。創業明治４１年、建築板金１級技能士の4代目の私が直接お伺いします。ご相談お見積りは無料です。まずはお問い合わせ・ご相談ください。

築年数の長い家のメンテナンスに興味があり、瓦屋根のわずかなずれに不安を感じている方へ。
大切な家の資産である屋根の瓦がずれているのを発見し、雨漏りや修理費用について知りたいと思っているかもしれません。

「瓦がずれているけど、雨漏りになるの。」
「修理費用はどのくらいかかるの。」
京都市でそんな疑問をお持ちの方のために、本記事では修理費用について解説します。

□瓦ずれは雨漏りになる？

瓦ずれは必ずしも雨漏りにつながるわけではありません。
しかし、放置しておくと雨漏りのリスクが高まることは事実です。

1: 瓦ずれで雨漏りが起こる仕組み

瓦屋根は、瓦の下にルーフィングと呼ばれる防水シートが敷かれ、その下に野地板という下地材が施工されています。
雨漏りが発生するのは、雨水が瓦、ルーフィング、野地板をすべて通過して屋内に流れ込む場合です。

2: 雨漏りが起こるケースと起こらないケース

瓦がずれていても、ルーフィングがしっかりと雨水を防いでいれば、すぐに雨漏りが発生することはありません。
しかし、瓦ずれが原因でルーフィングが劣化し、破損してしまうと、そこから雨水が浸入して雨漏りが発生する可能性があります。

3: 瓦ずれを放置することのリスク

瓦ずれを放置すると、ルーフィングが直接雨風にさらされることになり、劣化が加速します。
さらに、瓦がずれた部分から風や雨水が侵入し、屋根裏や壁の腐食やシロアリ被害を引き起こす可能性も考えられます。

□瓦ずれの修理費用は？

瓦ずれの修理費用は、症状によって大きく異なります。

1: 瓦のズレを直す場合

瓦のズレが軽度であれば、瓦を元の位置に戻すだけの簡単な修理で済む場合があります。
この場合、費用は1～5万円程度です。

2: 瓦のひび割れや破損を直す場合

瓦がひび割れたり、破損している場合は、新しい瓦と交換する必要があります。
費用は1～5万円程度です。

3: 瓦屋根の葺き替え工事

瓦屋根全体が老朽化している場合は、葺き替え工事が必要となります。
葺き替え工事は、既存の屋根をすべて撤去し、新しい瓦で葺き替える工事です。
費用は100～260万円程度と高額になります。

修理費用は症状によって異なりますが、放置しておくことで、より高額な修理費用がかかる可能性があります。
瓦屋根の状態を定期的にチェックし、早期に修理を行うことで、雨漏りを防ぎ、大切な家を長く守れます。

□まとめ

瓦ずれは、放置すると雨漏りや屋根の腐食、シロアリ被害など、さまざまなリスクを引き起こす可能性があります。
瓦ずれを発見したら、早急に修理することをおすすめします。