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屋根カバー工法のデメリットとメリット!後悔しないための選び方
2024.12.22
屋根の老朽化に伴い、リフォームを検討する際に「カバー工法」という言葉を耳にする機会が増えてきました。
費用を抑え、工期も短縮できる魅力的な工法ですが、果たして本当にメリットばかりなのでしょうか?
今回は、屋根カバー工法のメリット・デメリットを丁寧に解説し、後悔しないための選び方をご紹介します。
屋根リフォームで失敗しないために、知っておくべきポイントを一緒に確認していきましょう。
最適な選択をするためのお手伝いができれば幸いです。
屋根カバー工法とは?メリット・デメリットを徹底解説
屋根カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せずに、その上に新しい屋根材を被せる工法です。
葺き替え工法と比較して、費用や工期を抑えられる点が大きなメリットとして挙げられます。
しかし、デメリットも存在するため、しっかりと理解した上で選択することが重要です。
カバー工法のメリット
カバー工法のメリットは主に以下の3つです。
1: 費用を抑えられる
既存の屋根材の撤去・処分費用がかからないため、葺き替え工法と比べて費用を抑えることができます。
特に、アスベストを含む古い屋根材の場合、撤去費用が高額になるため、カバー工法のメリットが大きくなります。
2: 工期が短い
屋根材の撤去作業がないため、工期を大幅に短縮できます。
最短で2~3日で完了するケースもあり、生活への影響を最小限に抑えられます。
3: 断熱性・防音性・防水性の向上
既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せることで、断熱性、防音性、防水性が向上する効果が期待できます。
カバー工法のデメリット
カバー工法には、以下のデメリットも存在します。
1: 屋根の重量増加
新しい屋根材が加わることで、屋根の重量が増加します。
耐震性に影響を与える可能性もあるため、建物の構造によっては注意が必要です。
軽量な金属屋根材を選ぶことで、このデメリットを軽減できます。
2: 下地材のメンテナンスが困難
既存の屋根材を残したまま施工するため、下地材に不具合が生じた場合、発見や補修が難しくなります。
施工前に下地材の状態をしっかり確認し、必要な補修を行っておくことが大切です。
3: 屋根材によっては施工不可
瓦屋根など、形状によってはカバー工法ができない場合があります。
また、既存の屋根材の劣化が激しい場合も、カバー工法ではなく葺き替え工法が適しているケースがあります。
カバー工法に向いているケース
・スレート屋根や金属屋根で、下地材の状態が良好な場合
・費用を抑えたい場合
・工期を短縮したい場合
カバー工法に向いていないケース
・瓦屋根の場合
・既存の屋根材の劣化が激しい場合
・下地材に腐食やカビが発生している場合
・将来的な増改築を検討している場合
屋根カバー工法で後悔しないためのポイント
屋根カバー工法で後悔しないためには、以下のポイントに注意しましょう。
信頼できる業者選びの重要性
屋根カバー工法は、施工業者の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。
実績豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
契約前にしっかりと確認すべき事項
工事内容、費用、工期、保証内容などを契約前にしっかりと確認し、不明点があれば業者に質問しましょう。
まとめ
屋根カバー工法は、メリットとデメリットを理解した上で選択することが重要です。
今回はご紹介したポイントを参考に、信頼できる業者を選び、しっかりと打ち合わせを行うことで、後悔のない屋根リフォームを実現しましょう。
屋根の寿命を延ばし、快適な住居環境を維持するためにも、適切な工法を選択することが大切です。
ご自身の状況に最適な選択をするため、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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