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どうやってやる?トタン屋根の工事についてご紹介します!

2024.05.15

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、トタン屋根の工事について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、トタン屋根の特徴と、トタン屋根の工事の方法についてご紹介します。

□トタン屋根の特徴

トタン屋根は、薄い鉄板に亜鉛メッキを施した建築材料で、屋根を作るための金属素材の一種です。
これらの鉄板は一般的に波形になっており、その波形が強度を増しています。
トタン屋根は、住宅や工場、倉庫などさまざまな建物に使用されています。

トタン屋根は大正時代から日本で普及し始め、高度経済成長期には全国の住宅で見られました。
しかし、最近ではスレート屋根や瓦屋根などの他の素材が主流となり、トタン屋根の使用は減少しています。
それでも、耐久性を高めるために、亜鉛にアルミニウムを加えた「ガルバリウム鋼板」が使用されています。

トタン屋根にはいくつかの種類があります。
まず、「波板トタン屋根」は一般的なもので、鉄板に塗装が施されています。
次に、「瓦棒葺きトタン屋根」は、瓦棒と呼ばれる木材を使って鉄板を固定する工法です。
そして、「折板トタン屋根」は、鉄板を大きく折り曲げた形状をしており、大きな建物に使用されることが多いです。

□トタン屋根の工事について

施工方法は3つあります。

トタン屋根のリフォーム方法は、カバー工法(重ね葺き)、葺き替え、そして屋根塗装の3つが主な方法です。
それぞれの詳しい施工方法や注意点について解説します。

1.カバー工法(重ね葺き)

カバー工法(重ね葺き)では、既存の屋根をそのままにして、上から新しい屋根材を葺く方法です。
この方法は、トタンの劣化が軽度で下地が問題ない場合に選択されます。
ただし、この方法にはいくつかのデメリットがあります。

・下地の状態を確認できない。
・屋根の重量が増し、耐震性が低下する可能性がある。
・利用可能な屋根材に制限がある。

また、一度この方法でリフォームを行った後に再度同様の方法でリフォームすることはできません。
住宅に長期間住む予定であれば、コストを抑えるために葺き替えを検討することも重要です。

2.葺き替え

葺き替えは、トタンに塗装や部分的な補修が不可能なほどの劣化が見られる場合や、下地に問題がある場合に選択されます。

既存の屋根材と下地をすべて取り除き、新しいものに置き換える方法です。
この方法では、下地まで確実にチェックできるため、雨漏りなどの問題を解消できます。
さらに、軽量で性能の高い屋根材に交換することで、住宅の耐震性や耐久性、防音性を向上できます。
ただし、この方法は費用が他の方法よりも高額になる傾向があります。

3.屋根塗装

トタン屋根はサビやすく劣化しやすいため、定期的な塗装が不可欠です。
屋根塗装では、まず高圧洗浄で表面の汚れを落とし、その後サビを取り除くためにケレン作業を行います。
ケレン作業を怠ると、塗料が十分に密着せず、すぐに再びサビてしまう可能性があります。
塗装会社に依頼する際は、必ずこれらの作業が含まれているか確認しましょう。

□まとめ

トタン屋根は、薄い鉄板に亜鉛メッキを施した建築材料で、屋根を作るための金属素材の一種です。
トタン屋根のリフォームでは、専門の会社に依頼することが一般的で、特に金属屋根の修理に精通している会社や板金会社には安心して任せられます。
京都市周辺で屋根、樋の修理、雨漏りでお悩みの方は、創業100年の実績がある当社にご相談ください。

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