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スレート屋根の修理が必要な症状と費用・修理方法・屋根材の種類
2024.12.15
家屋の屋根は、風雨や紫外線から私たちを守ってくれる大切な存在です。
特にスレート屋根は、日本の住宅で多く採用されている屋根材ですが、経年劣化による修理が必要となるケースも少なくありません。
今回は、スレート屋根の修理が必要な症状や費用、修理方法、屋根材の種類について解説します。
屋根の修理を検討している方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
スレート屋根の修理が必要な症状とは?
軽微なひび割れ・欠け
スレート屋根の表面に細かなひび割れや欠けが見られる場合は、塗膜の劣化が原因と考えられます。
紫外線や風雨の影響で塗膜が劣化すると、防水性が低下し、スレート本体が水分を浸入しやすくなります。
この状態を放置すると、ひび割れが拡大したり、欠けが大きくなったりする可能性があります。
早めの補修がおすすめです。
スレートの剥がれ・破損
強風や飛来物によってスレートが剥がれたり、破損したりするケースがあります。
また、経年劣化によってスレートがもろくなっている場合、少しの衝撃でも剥がれや破損につながる可能性があります。
剥がれや破損の範囲が広い場合は、部分的な修理ではなく、屋根全体の修理を検討する必要があるかもしれません。
棟板金の劣化
屋根の頂点部分に取り付けられている棟板金は、スレート屋根材同様に風雨や紫外線にさらされています。
そのため、経年劣化によって錆びたり、固定部分が緩んだりすることがあります。
棟板金の劣化を放置すると、雨漏りの原因となる可能性があるので、注意が必要です。
スレート屋根の修理方法と費用・屋根材の種類
部分補修(コーキング・塗装)
軽微なひび割れや欠けの場合は、コーキング材や専用の補修材で補修することができます。
また、塗膜の劣化が原因の場合は、屋根塗装を行うことで防水性を回復させ、スレートの寿命を延ばすことができます。
部分補修の費用は、数万円から数十万円程度が目安です。
部分張替え
スレートが剥がれたり、破損したりしている場合は、部分的に張替えを行うことができます。
ただし、スレート屋根は下から順番に重ねて葺かれているため、破損した部分だけでなく、周辺のスレートも一緒に剥がす必要があります。
部分張替えの費用は、数万円から数十万円程度が目安ですが、足場が必要な場合は、別途費用がかかります。
屋根カバー工法
既存のスレート屋根の上から、新しい屋根材を被せる方法です。
スレートの撤去費用がかからないため、葺き替え工事よりも費用を抑えることができます。
また、工期も短く済むというメリットがあります。
屋根カバー工法の費用は、80万円から130万円程度が目安です。
葺き替え工事
既存のスレート屋根を撤去し、新しい屋根材に葺き替える方法です。
屋根下地を点検・補修できるため、建物の寿命を延ばすことができます。
葺き替え工事の費用は、100万円から200万円程度が目安です。
スレート屋根材の種類と特徴(ノンアスベスト・アスベスト含有)
現在、新築住宅で使用されるスレート屋根材は、ノンアスベストが主流です。
ノンアスベストスレートは、アスベストを含まないため、健康被害の心配がありません。
一方、2004年以前に建てられた住宅では、アスベスト含有スレートが使用されている場合があります。
アスベスト含有スレートは、適切な処理を行わないと健康被害を引き起こす可能性があります。
1: ノンアスベストスレート
アスベストを含まないスレート屋根材です。
軽量で施工しやすいというメリットがあります。
しかし、一部のノンアスベストスレートは、もろく割れやすいという欠点があります。
2: アスベスト含有スレート
アスベストを含むスレート屋根材です。
耐久性が高いというメリットがありますが、健康被害のリスクがあるため、取り扱いには注意が必要です。
まとめ
スレート屋根の修理は、症状や状況に応じて適切な方法を選択することが重要です。
軽微なひび割れや欠けであれば、部分補修で対応できますが、剥がれや破損がひどい場合は、部分張替え、屋根カバー工法、葺き替え工事などを検討する必要があります。
また、スレート屋根材の種類によって、修理方法や費用が異なるため、事前に確認することが大切です。
この記事が、スレート屋根の修理を検討している方の参考になれば幸いです。
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